最大200万円!!「創業補助金説明会」を受けてきました!
突然ですが、「助成金」と「補助金」がどう違うのか知っていますか?
異なる点はいくつかあるのですが、その中で一番の違いはズバリ、
- 助成金…受給の資格要件を満たせば受けられる
- 補助金…受給の資格要件を満たし、且つ選考審査に通ったら受けられる
つまりは「補助金」の方が、よりハードルが高いということです。
この補助金の一つ、「創業補助金」の説明会を受けに福岡に行ってきましたので、要点だけ説明したいと思います。
※ 詳しい内容は「創業補助金事務局」のサイトをご覧ください。
あなたは募集対象者?どんな人が応募できるの?
博多駅前では九州バラ祭りが開催されてました
応募するためには6つの募集要件をすべて満たさなければなりません。
- 1.「新たに創業する者」または「第二創業を行う者」であること
- 2.みなし大企業でないこと
- 3.応募者が個人の場合、日本国内に居住し、日本国内で事業を興す者であること
- 4.産業競争力強化法に基づく認定市区町村における創業であること
- 5.訴訟や法令遵守上の問題を抱えているものではないこと
- 6.応募者または法人の役員が、暴力団等の反社会的勢力でないこと、また、反社会的勢力との関係を有しないこと
この中で、特に注意が必要なのが4つ目の「認定市区町村における創業であること」です。
この創業補助金を受けるためには、事業を興す場所の市町村が国に申請し認定を受けていなければなりません。
ちなみに佐賀県内の認定市区町村は「佐賀市」だけです。
「武雄市」が現在申請中で、認定が降りれば武雄市も加わります。
››認定市区町村一覧はこちら
選考審査ではどんな点を見られるの?
きれいですね♪
主な着眼点は6つあります。
- 事業の独創性
- 事業の実現可能性
- 事業の収益性
- 事業の継続性
- 資金調達の見込み
- 認定支援機関による支援の確実性
これらの事も含め、事務局の方が何回も口にされていた言葉があります。
それは「しっかりとした事業計画書を提出してください」です。
補助金を申請する・しないに関わらず、事業計画書を綿密に練っておくことは、事業を興すうえで大切になってきますので、しっかりと作成しておきましょう。
誤解が多い!?補助金をもらえるタイミング
これもキレイ♪
気をつけてください。
選考審査に通ればすぐに補助金が出るわけではありません。
まずは、補助金の交付決定日以降から、一定期日(補助事業期間)までに支出した金額を集計します。それを事務局に報告した後に初めて補助金が入ってきます。
つまり、当分の間は自己資金または金融機関からの借入れでやりくりする必要があるのです。
想像以上に大変!!費用を集計するにも細かいルールがあります
どれもキレイ♪
- 費用は全部「税抜き」(消費税)で集計しなければならない
- 中古品の購入は補助金の対象とならない
- 店舗・事務所等の賃借料は対象になるが、敷金・礼金・保証料は対象にならない
- 車両の購入費は対象にならない(リース・レンタルは対象になる)
- 通信費・水道光熱費は対象にならない など
これらをすべて管理・把握するには、やっぱり毎日の帳簿付けをしなければ出来ません。
創業間もない多忙な経営者が、日々の帳簿付けまでするのは重労働。だけど、担当の従業員を雇う余裕もないかと思います。